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​代表あいさつ

​ケアラー支援ネットワーク協議会は2016年4月に発足し、この4年間の活動は、ケアラーが、一人だけで介護を抱え込み地域や社会から孤立しないようにとの思いで介護情報を提供し、フォーラムを開催して参りました。

 昨今は「少子・核家族」によって「老々介護、独居高齢者」が増加する中、在宅介護の推進により家族介護者の様々な負担が増えています。

 高齢の介護者だけではなく、多様なケアラーがかかわる時代となりました。ひと昔前まで、介護は長男の嫁が介護する時代でしたが、1998年(平成10年)を境に、配偶者(特に女性)やその娘、息子が介護を背負い、学生である姪や甥による介護は珍しくない時代となりました。これは社会問題になっている『介護虐待』や『介護離職』等の課題が益々深刻になることを意味しています 

 このような課題を深刻化させないようケアラーに耳を傾け、必要な支援につなぐことを目的に活動をし、医療と介護にかかわる多職種との連携の強化に取り組み、情報発信サイトの立ち上げを機に、さらにケアラーの孤立防止に邁進して参ります。 

 

代表 布川 佐登美 

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